六甲タヌキ 横濱ニ上陸ス

六甲カラ横濱ヘ 山ヲ求メテ彷徨ス

ネタが無いので本の話 藪の中 芥川龍之介

文学オンチのタヌキでもタイトルぐらいは知っている短編。しかし、読んだことはなかったです。 芥川の王朝モノな時代背景ですが、なんだか関係者の証言ですすむ、推理小説っぽいよ。 最後まで読む… Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ! 終わったよ… 思わず二度読み。なんか、モ…

ネタが無いので本の話 ローマ人の物語5 ハンニバル戦記(後) 塩野七生

アレクサンダー大王の幸運はその軍略の後継者と剣を交える前に世を去ったことでした。 自らをアレキサンダー大王に匹敵すると自負するハンニバルはそうはなりません。 イタリアの靴先に封じ込められつつも今だ健在のハンニバルを叩くため、闘いの舞台はアフ…

ネタが無いので本の話 ローマ人の物語4 ハンニバル戦記(中) 塩野七生

ローマ史上最大の敵 ハンニバルの登場です。第一次ポエニ戦争で地中海の覇者となったかに見えたローマに、古代史最高の戦争の天才が牙を剥きます。 スペインから数万程度の軍勢を率いてアルプスを越えてイタリアに侵入したハンニバルは、これまでの戦争の常…

ネタがないので本の話 ねじまき鳥クロニクル 第1部 村上春樹

正直なんの話か判らないのだが、するすると読み進める。 村上春樹の小説に良くいる地味系(性欲はある)主人公の「僕」に、リアリティを感じられない怪しい登場人物達が謎の自分語りをする。 クミコ、笠原メイ、本田さん、間宮中尉、綿谷ノボル みんな怪しく…

ネタが無いから本の話 涼宮ハルヒの直感 谷川流

物凄く久しぶりのハルヒの新刊…みたい。 特にハルヒニストちゅうわけでもなく、娘ちゃんが読んでるので手を出したのだが。(気づいたら娘ちゃんは途中から読んでない始末…) 感想だが、スニーカーにチョロっと乗ってそうな短編二つ(片方はオマケレベル)と…

ネタが無いので本の話 ローマ人の物語3 ハンニバル戦記(上) 塩野七生

イタリア半島の大半を獲得した覇権国家ローマ。シチリア島への影響拡大から、西地中海の制海権をめぐって当時の北アフリカの先進国カルタゴとシチリア島を争います。第一次ポエニ戦争です。 陸軍国としては強国のローマでしたが、海は全くの素人。しかし、ロ…

ネタが無いので本の話 伝わるちから 松浦弥太郎

元 暮しの手帖 編集長の松浦さんのエッセイ集。…と、言っても私はあまり知らない方です。 何となく書店の平積みで見て読んでみる。 生活とかファッションとか、いい話だけど共感は無いなとか思い、何だか村上春樹の主人公を醒めた目で見る感覚に近いと気付く…

ネタが無いので本の話 室町は今日もハードボイルド 日本中世のアナーキーな世界 清水克行

中世の歴史研究者の清水先生の本です。面白いので見つけたら読むようにしているような気がします。 小中学校の「道徳」には意外に日本史上の人物の言行が取り上げられていますが、中世の人物は誰一人として取り上げられていません。 現代の我が国での徳目に…

ネタが無いので本の話 ローマ人の物語2 ローマは一日にしてならず(下) 塩野七生

ローマ人の特徴である解放性は、その土木事業にも現れます。 「全ての道はローマに通ず」と言われるローマの街道ですが、防衛を主眼とした場合、領域内に張り巡らしても新たな領域に向かってはどんどん延長したりはしません。当然、物流は敵の軍隊も平等であ…

ネタが無いので本の話 ローマ人の物語1 ローマは一日にしてならず(上) 塩野七生

ローマ人の物語が始まります。 湿地帯に広がる七つの丘で構成されたローマに周辺からはみ出した男達が住み着いた所から長いローマの歴史は始まります。当時、先進的なのは、ギリシャ周辺や、ペルシアなどの東方。ローマは見向きもされない僻地として、細々と…

ローマ人の物語にリベンジする

久々にローマ人の物語に手を出してしまう。ハードカバー版で重量と一冊の分量に敗退したのだが、文庫版でリベンジ。 一冊を読みきれる時間と重量で自分にはこちらが向いているなと。世界史のベースも以前よりついたのか、前よりは理解が進んで頭に入りやすく…

ネタが無いので本の話 東京奇譚集 村上春樹

青いプジョー306を走らせ …たりは、せず、歩いて、 横浜の住宅街を駆け上がった場所の、図書館のリサイクル本のコーナーで僕はこの本と出会った。 一目で気に入ったこの本を、カバン(安物のバーゲンものだ)に放り込むと、帰路を急いだ …やはり徒歩で …ちゅ…

ネタが無いので本の話 読書について ショーペンハウアー

読書家への啓蒙?と言うと必ず出てくる、近代ドイツの哲学者ショーペンハウアーの小編。 光文社本は表題の「読書について」と「自分の頭で考える」「著述と文体について」の三編が掲載されています。 メジャーな古典なのでタヌキも一度は読んでますが、久々…

自転車ネタだけど本の話 ロードバイクスキルアップトレーニング 福田昌宏

ハムスタースピンの福田さんの本。 最近のペダリング迷走の中で、友人と話してた話題を元に色々情報を探してますが、体幹、股関節の考え方が近しいなと感じて読んでみる。(サイスポの動画はサクッとしすぎますが…) ペダリングの理論とからだの使い方の説明…

ネタがないので本の話 そうか君は課長になったのか 佐々木常夫

ワークライフバランスで有名な元東レの佐々木さんの本。 働く君に贈る25の言葉(後輩に貸して行方不明)、定時に帰る仕事術(当時の課長机に有ったのを借りて読む)、40歳を過ぎたら働き方を変えなさい(図書館かな?)とか、読んでたからなのか、とても既読…

ネタが無いので本の話 南朝研究の最前線 ここまでわかった建武政権から後南朝まで 呉座勇一 編

南朝は、現実を顧みない天皇親政であったため直ぐに瓦解した。やら。姦賊足利政権の北朝に対して正統て、臣下の忠義があった。やら。戦前の皇国史観に正負に囚われてしまい。研究の進んでいなかった南北朝期については、最近古文書研究の進展により、とても…

ネタが無いので本の話 戦国の村を行く 藤木久志

中世史は面白い。特に最近は清水克之の本の影響で、民衆史が面白い。明治以降自由平等の考えが広まるまで、農民は虐げられるイメージはガラガラと崩れてます。著者はその師匠筋にあたる研究者です。 戦国の世では村も城を持っていた。農民たちは自分達の生命…

ネタがないから本の話 たったひとつの冴えたやりかた ジェイムズ・ティプラトリー・ジュニア

タイトルは何かと聞いたことがあったのだが、今まで読んだことのない本って結構ありますが、SFとしては一番がこれでした。 最近の乱読の一環でとうとう手を出す。(そんな大げさな…) 35年前の作品は古典って言うんかな? ラノベ調の翻訳の親しみやすさ…

ネタがないから本の話 斜陽 太宰治

文ストの太宰さん表紙版(角川文庫版)だったため、帰省するときの娘様へのネタで借りたのだが(しかし娘様は江戸川さん押しだったようだ…) 登場人物の誰一人として感情移入できない不思議な小説(解説で角田光代も若いときははそうであったと書いていた。…

ネタが無いので本の話 座右の古典 今すぐ使える50冊 鎌田浩毅

火山学の鎌田教授の本。勉強方や書評でも有名ですね。 この人の本は何度か手に取ったのですが、あまりにも強い目的意識に怯み、ちょっと苦手だったりします。私は少しは遊びが無いと辛いのです。 とは言え、こんな本の海を漂う時の取っ掛かりとして、ブック…

ネタが無いので本の話 幼年期の終わり アーサー C クラーク

古典SFは、私の弱いジャンルです。なので、幼年期の終わり 初読です。 人類が宇宙開発に血道をあげていたとき、突如として現れた巨大宇宙船により、人類の主権は失われます。 なんの予備知識も無く読んだので、巨大宇宙船の主オーバーロードと人類の戦いor知…

ネタが無いので本の話 人間失格 太宰治

文スト好きの娘さんに、太宰さん好きなら読んでみたらと進めたので、改めて読んでみました。 あらすじや評論などは書き尽くされているので、書きません(書けません…)が、歳を重ねたら重ねたなりに、沸き上がる感情の違いを体感出来るのが読み継がれる名作た…

ネタが無いので本の話 火花 又吉直樹

芥川賞取った、ピース又吉さんの小説。芥川賞とったメジャーな小説はあまり読まないのですが、最近のジャンルに制約を設けない方針で読む。 売れない芸人徳永が熱海のイベントで出会った先輩神谷に伝記を書くという条件で弟子入りする。天才的であるが人間味…

ネタが無いので本の話 我が友、マキアヴェッリ3 塩野七生

政治の表舞台から期せずして放り出されてしまった失意のマキアヴェッリ。 政治への復帰を目指して、著述活動に入ります。外交官時代からの書簡が名文であったマキアヴェッリは、政治の技術を著作で示すことで政治の世界に復帰しようとしますが、その有能過ぎ…

ネタが無いので本の話 我が友、マキアヴェッリ2 塩野七生

マキアヴェッリがノンキャリア外交官になってから、政権転覆の煽りを受けクビになるまで。 名家の出身でも無く、大学出でもない無名のマキアヴェッリがノンキャリアながらフィレンツェの外交官に抜擢され、ワーカホリックの如く、国際政治に邁進します。 マ…

ネタが無いので本の話 我が友、マキアヴェッリ1 塩野七生

マキアヴェッリと言うと、マキャベリズム(権謀術数主義)の語源となったり、「君主論」の作者であったりと、政治学やらリーダー論を齧ると必ず出会う(ネガティブ含め)ルネサンス期の思想家です。(君主論はちゃんと読んでませんが…) 「マキャベリズム」と言う…

ネタがないので本の話 閃光のハサウェイ(下) 富野由悠季

読了映画化してるのであまり書けない。 予定調和に破滅していくと言えば良いのだろうか。破滅に救いがあるように描かれているが、個人的にはそれは無いと考えてしまうので少し暗澹たる気分になる。 淡々と悲劇が消費されるのは、当時のカントクさまの他ガン…

ネタがないので本の話 閃光のハサウェイ(上) 富野由悠季

今さらアニメ化するので、手を出す。学生の頃の作品だと思う。 (30年越しのアニメ化とあった。確かに大昔じゃ) 富野さん本は、読むのが苦行なことが多々あり、ずっと読むのを躊躇していましたが、コレは気持ち良く読めた。 戦闘描写は???な部分もあったが…

ネタがなさすぎるのでちょっと前の本の話 逃げ 2014年全日本選手権ロードレース 佐藤喬

イン ザ スカイ サノ こと、佐野淳哉選手が勝利した、2014年全日本のノンフィクション。勝負に絡んだ各選手が何を考え、何を思い走っていたかをインタビューとレース展開で振り替える。 なんと言うか、ロードレースは人生そのもの。それをしみじみと感じられ…

自転車ネタだけど本の話 ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え 竹谷賢二

久々にロードバイク本。チャリダーのドクターこと竹谷さんの本。 やってはいけない事をキーにサイクリストがおかす三つの間違いとして、フィッティング、ペダリング、フォームについて説明します(レースについてはオマケ) 全体として、世の中に溢れているノ…