六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

書くネタが無いので本の話「知の旅は終わらない 立花 隆 著」

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おこもり中で、自転車ネタもズイフトばっかでマンネリなので本の話
(本の話は自分の程度が晒されるので避けてたのですが…ちなみに音楽の話は人間性が晒されると聞いたことがある…)

立花 隆は今まで手を出してませんでした。恥ずかしながら、立花隆と村上竜を混同してたこともありました。



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HONSの書評でなんと無く購入
図書館が閉館してるのも影響してます。

立花隆の幼少から現在までの俯瞰
著作を読んだことのある人には焼き直しか?とか思うのでしょうが、新鮮に読めました。

ヨーロッパ圏賛美、日本卑下に取れる論調や、政治的な偏りをキライな人はいるやろなと感じつつ、インタビューの流儀やエビデンスを軸に議論する姿勢は、モノ書く人はかくありなんと思わされました(最近の書き物にはエビデンス軽視が見られると言う批判もあるそうですが)

特に科学技術的な著作は読んでみたくなりました。そういう意味で宣伝用ダイジェスト本なのかもしれませんが。

立花隆を毛嫌いしてなく、名前ぐらいしか知らず読んだことの無い人には導入として良い本かな。

年食ってはるから、少し自慢話が見え隠れするのが鼻につく人にはダメかな(^_^;)