この物語の心情的な主役、楠木正成の壮絶な最後の巻。
京を明け渡し、尊氏に消耗戦を強いると言う最後の献策も朝廷方には受け入れられず、死を期して兵庫で足利兄弟を迎え撃つ正成。
死兵となった千早勢にて、尊氏たちを窮地に陥れるが、時勢と圧倒的な兵力は覆せず正成達は自刃して果てる。
なんだか銀英伝8巻を読んだ気分を思い出しました。最高の戦術家だが、戦略無き戦術の無力感を知るとことか。(どうしてもイメージ被るのね)
ちなみに新田義貞は相変わらずカマセでした
( ;∀;)
(以前も書きましたが神戸にある道場に通っていたころ湊川神社には良く行ったのですが、いまは古戦場になるような雰囲気のない静かな公園です。
まさにつわものどものゆめのあとですね。)
そして、尊氏は京都に入り、朝廷がたと決着を…
つけれません。
ヒーロー退場したあとから太平記は大いなるgdgdが始まります。
私本太平記も、ここからガクッとトーンダウンします。