何故か読む機会を逸していた、夏への扉。ネコ好き必読SFです。
時間モノSFとしては、尖ってはないですが、どん底に落とされた主人公の逆転劇でスカッとする内容。
しんどい時に気楽に読める感じはイイです。
1950年代に書かれた、1970年年代と2000年代の近未来SFな赴きもあります。
しかし、現在は更に20年未来ですが、そんなユートピアはまだまだ夢の中ですね。
ハッピーな読後感に飢えてるひと、時間ものが好きな人、ネコ好きな人にはオススメ。海外SFとは思えない名訳です。
ちなみに自分の読んだハインラインは宇宙の戦士だけなので、大いに毛色は違いました。(あっちは海兵隊万歳なマッチョなストーリーです。面白いけど。)