今更ながらシリーズ。
村上春樹に疲れたので、ベタなベストセラーを読んでました。
浅田次郎には、壬生義士伝で、泣かせの上手さに、やられたのと、健さん主演で映画化(見てないが)してるのもあり、泣かされるまいと、構えて読みました。
…が、
予告されたコースを打てない心境。
やはり、泣かされる…
とは言え、心に染みる小さな奇跡を描く短編集なので、同じような所に落としに来るのですが、落とし方が全て違う。
当然、個個人の好みも違うので、好きになる話も違ってくるようです。(後書きで気付かされた)
なんと言うか、泣きの職人を味わった感。
職人技に感動するような読書でした。
ちなみに私は表題作のぽっぽやが良かった。
家族ものに弱いのは現在の環境からか?