イン ザ スカイ サノ こと、佐野淳哉選手が勝利した、2014年全日本のノンフィクション。
勝負に絡んだ各選手が何を考え、何を思い走っていたかをインタビューとレース展開で振り替える。
なんと言うか、ロードレースは人生そのもの。それをしみじみと感じられる。
自転車レースは、思いや、作戦や、訓練がレース中継に透けないとなかなかわかりにくいスポーツ。
リアルタイムも確かに面白いのだが、各自の思惑をバックグラウンドにレース編集して一時間ぐらいの番組で定期的にやったら選手も競技も盛り上がんのかなぁ。
また、面白いのだが、勝った佐野さんより、負けたメンバーに感情移入してしまう。
負けに不思議の敗けは無いと言うことか。