六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

ロードロライド あざみラインにチャレンジ バッドエンドルートその2

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20210828 つづき

ローソンで準備する

ローソンを出たら直ぐにあざみラインと聞き準備を始めます。


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重量は警戒し、水は一本(ミスその1)、お昼は軽いですが普通に甘いもの(その2)、昨晩の揚げ物が少し重かった(その3)ので、あまりお腹は減ってません。
一応エナドリ500ml入れます(その4)。
ヅミさんはBCAAを入れてますが、準備してません(その5)
今から考えると夏のあざみナメてますね…

出発です。

 

あざみライン スタート~3km


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あざみライン入ると直ぐに道の駅すばしりの曲がり角。五合目で待ってても到着しないかもしれないので、こちらに集合に。

交通警備の方に気をつけてと言われて本格スタート。11.8kmなので短いのがあるいみ恐怖です。

2km以上まっすぐの道が見えてます。最初は斜度は緩いので、慌てずに登りますが、猛者ペースでついて行こうとしてました。

MRMTさんが一瞬出ますが、直ぐに吸収。見通し良すぎで逃げには不向きです。

…地味にペースが落ちて来ます。景色は変わりませんが斜度は徐々に上昇。ガーミンで12%を示すところも。

まだ序盤戦ですが、あざみが牙を剥き始めてました。

良くTwitterで見る鳥の絵の壁で真っ直ぐは終わります。


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あざみライン 馬返しまで

山道らしいコースに、MRMTさん調子悪そう、少し下がって行きます。ワクチン2回目後の復帰戦は流石の登り返しマンも厳しいか。猛者はペース落とさず進むので、私も自分ペースに切り替え下がります。

馬返しまでは厳しくないと聞きましたが、12~14%が続き、後の惨状が予想できます。
なんとかシッティングで耐えます。
たまには(若干)斜度が緩くなる部分もあり、そこは踏んでいきました。
途中崩落工事の現場があり、土の黒さから火山やなとか思います。
思えばまだ余裕あったんですね。

馬返しで下ると聞いてましたが、ほんの少し下って、ガクンと斜度があがりました。


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あざみライン 馬返し~2 合目

あざみラインが本格的に牙を剥きます。
道はコレまでより荒れてきます。
ガーミンの表示は15~17%ですが、明らかに瞬間キツイ箇所あります。
普通激坂の斜度キツイポイントはコーナーが多く、そこを上手く乗り越えたらクリアできるのですが、あざみは真っ直ぐで激坂…、前見たらそそりたってます。

シッティングで蛇行せんように意識しますが、みるみるうちにライフと脚が削られるのが実感…。
太もももふくらはぎも、その他もつりそう…。
ここに来てダンシングに切り換えますが、脚を使いきった後の為、後の祭り。
度々来るグレーチングもタイミングを狂わされます。
ふらついて蛇行するのを押さえるのにさらに脚をもっていかれます。

 

あざみライン 失速~精神汚染

何回目かのふらつきで脚つる。
コケはしませんでしたが、あしつき。
そのままゴロン。しばし休憩。

LINEを見たら、MRMTさん脚つりで道の駅に折り返し、たしかに体調悪そうやったなと思いつつ、廻りを観察。

二合目らしくバス停あります。8km地点ぐらい。坂が緩くなりそうなポイント見当たりません。


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気を取り直し再度跨がり…、前に進まん。想定より弱ってました。まだつったダメージ残ってます。

再度座り込み、回復を待ってると、上からロードの方が降りてきて、トラブルですか?と声掛けてくれました。

バテて休んでるだけです。と答える。
ロードの方親切にも
「頑張ってください、まだまだですから」と爽やかに言って去っていかれました。

 


ボキッ


メンタルが根本からへし折れました。親切で言ってくれたのはわかるんだ…
「あと3km」から「まだまだ」の昇格に耐えれる精神点の残量はありませんでした…。

LINEでギブアップ宣言してふらふら下りました。