六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

ネタがないので本の話 ローマ人の物語8 ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)塩野七生

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共和制ローマに幕を引くカエサルの登場です。


とは言えパッとしない旧名家の一族で、庶民の暮らす一角に育ちます。


青年期には、元老院復権を画策したスッラに民衆派として、処刑されかかったり、逆らってアジアに逃亡したり。


そんな散々な青年期を送りつつも、あっけらかんとした振る舞いや、天性の危機回避能力で生きていきます。


更に女性関係(有力者の妻や後妻が多いが揉めない)、借金(莫大な借金をするが、債務者の不自由さとは無縁)と奔放に振る舞います。


ライバルとなっていくポンペイヌスが、華々しい活躍をするなか。
早くも遅くもない出世をしていき、40手前でやっと表舞台に出てくるのでした。