2022-04-15 ネタがないので本の話 ローマ人の物語11 ユリウス・カエサル ルビコン以後(中 )塩野七生 本 ローマ世界全土に渡った内戦に終止符が打たれ、ローマの改革が始まります。終身独裁官となったカエサルによる、世界帝国にふさわしいシステムにハード(施設)、ソフト(制度)が刷新されていきます。 都市国家から世界国家に変貌し、多民族を飲み込む世界帝国になったローマは、それを御するために、元老院による寡頭制から、一人の代表による政治、帝政への先鞭をつけます。 が、カエサルに突然の結末が迫るのでした。 しかし、キケロはどんな状況でも安定のヘタレで安心します。