本をテーマにした物語は好きなのですが、ラノベから離れている頃の本なので手を出してませんでした。
古書をキーとした、いい感じのミステリー、栞子さんが一巻はずっと入院していることもあり、安楽椅子探偵のフォーマットです。
ファンタジー要素はありませんが、推理は少しファンタジーかなとか思いましたが…。
トリックにやられて二度見するような感覚はありませんでしたが、人情や愛書家の狂気などを、いい塩梅で読みやすく仕上がってるのは好感触でした。
シリーズ追いかけても良いかな。
ちなみにビブリオマニアのラノベと言えば、最終巻が出ないRODが思い出されますが、あちらは狂気と言うか変態だからなぁ。(かつ、能力バトルものやし…)