六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

私小説が面白くならない幸せ

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自分語りのブログは段々私小説寄りに成っていくのかと、勝手に思ってます。

 

私小説と言うと、教科書でも読んだ「城の崎にて」とか「蒲団」とか。

 

ウィキペディアだと
私小説(わたくししょうせつ、ししょうせつ)は、日本の近代小説に見られた、作者が直接に経験したことがらを素材にして、ほぼそのまま書かれた小説をさす用語」

 

「花火」も「コンビニ人間」も私小説になるんね。


村上春樹を代表とした、ファンタジー、SFを素材とする純文学に最近は押されて減ってるそうな。

 

しかし、リストに並ぶもので読んだものだけでも、死の予感や報われない思い、特殊な人生や、一般と交われない違和感を抱える等、読むには心に刺さるが、自分は抱えたくねぇ内面ばかりのような。

 

筒井康隆の「流行作家のなりかた」で、作家でなく流行作家になるためのエキセントリックな人生のススメが書かれてましたが(当然、ネタ小説です)普通一般とのギャップに面白味を得るのか…


書き物が面白くならなくても、どこにでもいる平凡な会社員の普通な幸せが良いわ。


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