2022 宝塚記念
夏のグランプリ宝塚記念。
いつもは秋に向けて休養に入る有力馬も多く、盛り上がらない時もありますが、今年はひと味違う。
人気投票の一位二位が参戦。
天皇賞(春)で七馬身圧勝の逃げ馬タイトルホルダー。
昨年の年度代表馬で大阪杯の雪辱を誓うエフフォーリア。
更に復活の兆し無敗の三冠牝馬デアリングタクト。
大阪杯はフロックではないと証明できるか、ポタジェ。
シルバーコレクター返上、天皇賞(春)の雪辱ディープボンド。
そして、タヌキが推しまくっている令和のサイレンススズカ(ツインターボから格上げに?)こと、ドバイターフG1馬パンサラッサ。今回も大逃げ宣言です。
どの馬が来てもおかしくない頂上決戦です。
追い切りでもエフフォーリア以外は仕上がり万全、パドックもどの子も落ち着いてます。
ゲートもすんなり。
そして、注目のゲート勝負!
タイトルホルダーが、スムーズなスタートで前に出た!
パンサラッサは!…二番目!
しかし、すぐにハナを取り三馬身ほど間を取ります。タイトルホルダーはパンサラッサの後につけ落ち着いてる。まだ余裕あり。
ディープボンドは前目、ヒシイグアス、エフフォーリア、デアリングタクトは中団。
パンサラッサは勢い良く逃げる、1000m57.6s少し速すぎか?
しかし、タイトルホルダーはパンサラッサから三馬身キープで抑えてついていけている。
隊列は長めに。パンサラッサがリードを奪えないまま後半へ。
四コーナ手前でジリジリとパンサラッサ詰められる。やはり2ハロン長かったか。
パンサラッサの先頭はここで終わり(*T^T)
馬群に消えていきました…
ここからタイトルホルダーがハナをとりロングスパート!各馬スパートに入るがタイトルホルダーには届かない。
抜け出したヒシイグアスは粘る、ディープボンドも必死の追撃だが、外から凄まじい切れ味で飛び込んでくる一頭、デアリングタクト。結果ディープボンドを差しきり復活を印象付けた三着に。
タイトルホルダーは二馬身の差を着けてそのままゴール、まさに完勝。
ハナを取らなくても勝てることを証明しました。
天皇賞(春)に続いて強い競馬を見た。
エフフォーリアは六着、見せ場作る前に終わってしまった。
タイトルホルダーは宝塚の結果で凱旋門賞に挑戦を宣言してましたが、間違えなく行くでしょう。
日本競馬史の新たな一頁を期待させます。
ともあれ、パンサラッサも見せ場を作り、よく頑張った。
やはり2200は長かったようで、秋に期待です。
しかし、締め切り前でタイトルホルダー一番人気から陥落したので、G1一番人気連敗はとまらないなぁ…