六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

令和のツインターボに偽りなかった

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天皇賞 秋 G1

 

今日は箱根にロングライドに行ったので本来なら、そちらのネタを書いているのだが、今年の天皇賞 秋を見てしまったら書かずにいられなかった。

 

もう、最&高!!

競馬の面白さがすべて詰まったようなレースでした。

 

15頭すべてが重賞勝利馬で、内5頭が内外のG1勝利馬。

まさに3歳馬、古馬の中距離のスターが揃ったレースでした。凱旋門賞組をのぞいたら、全頭集合な感じだ。

 

その中でも、注目は古馬では昨年度のダービー馬でドバイシーマCの内外G1を勝ったシャフリヤール。函館記念の逃げ馬対決を制した令和のサイレンススズカことジャックドール。大阪杯を制したポタジェ。

3歳馬は、皐月賞馬ジオグリフ。皐月・ダービー連続4着ダノンベルーガ。そして、枠運に泣いたが、皐月・ダービーとも2着、クラシックの雪辱を張らせるかイクイノックス。

 

そして、タヌキが推し続けている令和のツインターボことドバイターフG1馬パンサラッサ。

 

もう何が来てもうれしいぐらい好きな馬ばっかりです、特にパンサラッサはいつものことですが、大好きキタサンブラックの子イクイノックスは皐月のころから推してますがいつも苦杯を舐めており、次こそは…。

 

出走直前では人気はイクイノックスが一番。G1一番人気15回連続敗退のジンクスが頭をよぎります。しかし、イクイノックスはパドックでも、返し馬でもとてもいい感じ。期待できるかも。

 

そして7~8番人気のパンサラッサはあんまりチェックしてもらえませんでした。

ちなみにジャックドールは少し周りを気にしているようだったのが気になります。

 

逃げ馬と先行馬がずらりと揃った今回の天皇賞秋 いつもはスローペースなのですが何が起こるかはわかりません。

直線が長い府中開催であるため、逃げは不利と言われ続けていましたが、サイレンススズカがもし、大欅の向こうで競争中止にならなかったら…とか考えてしまいます。

 

 

そしてゲートオープン!

吉田豊Jとパンサラッサ、いいスタート。バビット、ノースブリッジとハナを主張しあいましたが、なんとかハナを取り。

そしてぐんぐん飛ばす。1馬身2馬身…と差を開いていく。

大逃げを打ちました。

最近の高速のG1ではあり得ない戦術と思っていましたが、ツインターボが最後の個性派ではないと主張するようです。

 

大欅前で10馬身ほど開く。何度も見たサイレンススズカ天皇賞秋の再現のよう。1000mのタイムはサイレンススズカ天皇賞と同じ57秒3!!

 

大欅を超え10馬身以上開いて直線に入る、これは奇跡が起こるのかと一瞬思う。

 

あまりの大差に動けない馬群の中で、冷静に直線を待っていた一頭がいました。

ルメールJとイクイノックス。狙いすましたように直線で加速する。

パンサラッサは限界が見えてきていますがまだまだ踏ん張る。

 

迫るイクイノックス、粘るパンサラッサ。

父と違い名刀の切れ味の末脚で、イクイノックスが飛んでいく。

そして残り10mを切ってパンサラッサ捉えられ、そのまま差し切って決着。

 

すごいレースを見ました。

今年一番ちゃうかな。

最近のG1歳代のジンクス「一番人気が勝てない」を16回目で破りました。

破ったのがジンクスブレーカーのサトノダイヤモンドの主戦であったルメールというのもエモい。

また、天皇賞秋は逃げ馬は勝てないと言うのを力ずくで破りに行った吉田豊Jとパンサラッサもエモすぎ。

パンサラッサは粘りましたが2着でした。

 

馬券ではパンサラッサ、ジャックドールで固めていたので、結果負けでしたが、そんなことはどうでもよいぐらいいいレースを見せてもらいました。

まだ三歳のイクイノックスはココからスターダムに舞い上がりそうですし、パンサラッサも強さを見せつけました。

 

ますます今後の活躍が楽しみになってしまいました。

逃げ馬も差し馬もサイコーだ!!