六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

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ネタがないので本の話 中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢 鈴木由実

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逃げ若の5巻でました。

主人公の時行の起こした中先代の乱の本。


時行は10歳になる前に、旧幕府の旗印として、歴史に登場して、三度鎌倉を制圧し、20代で散った南北朝時代の武将です。
詳しいことは、あまりわかっておらず、その為か、創作と相性の良い人物です。

 

この時行の起こした中先代の乱を前後の時代背景から語る本でした。
当時の資料から事実を丁寧に積み上げる正しく硬派な歴史本で、ライトなのを期待したらキビシイかな。

 

結果として、室町時代のトリガーを引く事件になってしまうのが歴史は面白いです。

 

事前がえらい前から語られてて、本編は半分程度なのは、まだまだこの事件がわかっていないからやな…。

 

 


しかし、この本のキモはあとがきにありました。
一人の研究者を作ってしまう推しラブ尊い