六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

ネタが無いので本の話 我が友、マキアヴェッリ2 塩野七生

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マキアヴェッリノンキャリア外交官になってから、政権転覆の煽りを受けクビになるまで。

 

名家の出身でも無く、大学出でもない無名のマキアヴェッリノンキャリアながらフィレンツェの外交官に抜擢され、ワーカホリックの如く、国際政治に邁進します。

マキャベリズムの語源の人物とは思えないぐらい人間くさく、諧謔に溢れてます。

 

しかしフィレンツェを含むイタリア都市国家は、周辺の大国主義の煽りを受け激変の時代でした。

この中を実務上の外交官トップとして、西へ東へと奔走します。

 

旧態依然としたフィレンツェ共和制への不満や、理想像の一つとなるチェーザレ・ボルジアとの交渉で以後の執筆の種が撒かれていきます。

 

そしてメディチ家クーデターによるフィレンツェ共和制の崩壊と、それに巻き込まれ、外交官解任と冤罪ですが逮捕。


働き盛りに全ての仕事をとりあげられてしまうのでした。