最近少々活字離れ
indifference engine 伊藤計劃
短編集。どれも刺激的で続きが読みたいと思ってしまう。
知った時には夭逝されていることを知る作家さんはいつも寂しく感じる。
隆慶一郎さんの時もそんな感じだった。
円城塔の書く遺作の続きは気になる。
56ヘルツのクジラたち 町田そのこ
書店で平積みで良く見るので買ってみる。
純文学は苦手なのだが、一気読み。
読後感はとても良い。
しかし、純文学的人物(落伍者、破滅型だが、純粋な芸術的心をもっている?)とは、真逆のメンタリティのタヌキは、登場人物を投影して泣けるまでは逝かないのな。