佐藤優の宗教関係の本をまとめて借りる。
物事をなんとなく把握するためには同じジャンルの本を3冊ほどまとめて読めば、概要が見えると、以前なんかの本で読んで実践しているが、意外と使える。
ちなみに概要が見えてくると、少しは良書悪書の判別もでき始めるのでやっと知識として吸収でき始めるのですが。
そういう意味で佐藤さんの宗教本二冊目。
やはり講義のまとめ本。わかりやすく対談調になっているので、内容はさらっと。
哲学を神学的切り口で語るそこに時事ネタってのはいつものパターンです。
マッカーシズムやビンラディンの話、西洋のマイノリティ優遇による支配の仕組みなどなんかほかの本でもあったネタやなぁ的な使いまわしは多かった。まぁ講義に出すネタって限りあるからね。
面白くなりそうだった「類比」の話とか、バチカンの世界戦略とかは意外とさらっとだった。
佐藤さん本出しすぎなので最近新鮮度が薄れたように感じてきたので、個人的にはさらっとでした。