六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

シン世界のパンサラッサ

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サウジカップ 2023

グリーンチャンネル未加入なのでリアタイはあきらめてましたが、日曜朝からサウジカップの動画を漁る。

 

快挙の検索結果で先にわかっちゃいましたが、パンサラッサがドバイに続いてサウジカップの海外G1二冠目。それも世界最高賞金額で今まで日本馬が跳ね返されてきたレースです。

それもダート!(パンサラッサは芝の馬です。日本のダートは惨敗してる…)

 

ドバイのダートは日本の砂のダートと違いチップ混ざりの土、アメリカに近く、固さから言うと日本のダートより、日本の高速芝に近いのだそうですが。

 

当然馬が走ると砂煙があがり、なれてない馬は苦戦するはず、初めての土ダートでパンサラッサは不安視されていました。

 

ゲートは最内から。逃げ馬として、世界的に知れわたっており、包まれると万事休すですし、狙ってくる陣営もいるはず。


しかし、スタートを決めたなら…

 

鞍上吉田豊Jはサウジカップ唯一の日本人ジョッキー。今回のサウジカップデーではこの一鞍に絞り、鍵であるゲートに集中。

どちらかと言うとゲートは速くないパンサラッサですが、この日は落ち着いてすんなりハナをきる。

 

そこからはパンサラッサの本領、スピードの競馬。今回は大逃げは打ちませんが、脚を溜める隙を与えずペース崩さずにげる。

 

前目には日本馬が揃う、二番目は皐月賞馬ジオグリフ、パンサラッサにぴったり着く。日本馬1-2フィニッシュが見えてくる。

 

最終コーナーに入る。パンサラッサはまだ先頭に。

スピードも保っている。ここからの粘りがこの馬の魅力です。ここで、ジオグリフを振り切る。

 

とソコで大本命のドバイWC覇者ダート最強国アメリカ馬カントリーグラマーが猛追。


前方の日本馬を次々とかわし、先頭に迫る。

しかし、パンサラッサには届かず、決着!

 

逃げ宣言で逃げきっただけでなく、未知のダートでの勝利!
すごいよパンサラッサ。

 

賞金13億。なんか冗談みたいな結果です。
アーモンドアイ、キタサンブラックに次ぐJRA賞金額3位。そしてまだまだ現役。
一気に伝説級名馬の仲間入りに。

 

福島で大逃げで勝って令和のツインターボと少しネタ馬扱いだったのが、ドバイターフのG1制覇、伝説のレースになった秋天の2着、そして今回。

 

応援している馬が高みに上りつめていく様を見れる奇跡の時間にいます。

中東のダートで通用できたので次はドバイWCと言われていますが、買ったら賞金王か…。

 

福島を大逃げで勝ち、秋天でスズカの夢をつなぎ、キタサンの子と死闘を繰り広げ、サウジでデジたん的な変態的オールラウンダーの素質を見せた…、母方はモンジューの血。

ウマ娘で匂わせ(それもターボのシナリオ)をしたばっかりですが、ウマ娘実装をマジで期待してしまう。しかしどんだけ要素てんこ盛りやねん。

(さらに旅行好き、中東好きとか更に盛り盛り)