六甲タヌキを待つ銀のリングなどない

富士ヒルシルバーまであと47秒

ネガティブなことは書かない

23時を越えて帰宅中の駅でネタを考えてもまともな内容はうかばない。

かといってネガティブな心境を垂れ流しても楽しい人は居ないし、第一自分が楽しくない。
他人の失敗談は楽しいがネガティブトークはちょっとね。
と言うのが普通の心境です。

だからという訳ではないですが、今日はこれで筆を置く言い訳にするのでした。


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ネタが無いので本の話 東京奇譚集 村上春樹


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青いプジョー306を走らせ

…たりは、せず、歩いて、

横浜の住宅街を駆け上がった場所の、図書館のリサイクル本のコーナーで僕はこの本と出会った。

一目で気に入ったこの本を、カバン(安物のバーゲンものだ)に放り込むと、帰路を急いだ

…やはり徒歩で

 


…ちゅうわけで、村上春樹の短編です。
内容も確認せず貰ってきましたが、やはりキレは凄く良い。


内容はちょっとファンタジーな感じ、村上春樹調と言うのか、読むたびに少し癖になってくるのに気付く。


特に短編の内容よりも空気感が残る読後感と言うのか、不思議な読み心地です。

村上春樹を読むスタンスがわかってきた?


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こんな土日にお前に乗れないなんて

先週はワクチン明け直ぐで自重したのですが、続けて今週も仕事に天気にと全く外に乗りに行けませんでした。

 

とは言え、仕事帰りに友人の飲み会に合流したり、ちょこちょこローラーしたりはしましたが。

 

来週はマトモに乗れる生活に戻したいもんだ。

 

しかし、そうやって家に居ることにより、たまってる本読んだり、アマプラ見たり(アークは最終盤が良かった)と其なりに色々出来るのですが。

 

おちなし

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インプット大事

本を読む、人と話す、テレビを見る、外に出かける、自転車に乗る


日常から少し外れることは、インプットとなり、アウトプットを促します。


タヌキの場合は駄文を吐き出す為に常にインプットを求めています。


なかなか業務が忙しくなってくると其に忙殺されがちですが、インプットの強迫観念でガス抜きを促す仕掛けに成っていると思い日々活動。

 

しかし、インプット尽きてくる週末(特にあまり乗らなかった翌週)は、インプット(ネタ)切れに陥ります。

まさに今がその時だ!

 

そんな時は通勤や、日々の生活でネタ転がってないか目を皿にして…(◎-◎;)

こういうのも、日々を単調にしない良い習慣に成ってるのかもしれません。

 

 

仕事をネタにしたら、日々刺激的過ぎて書くことに困らんのではと、たま~に思いますが、ソコは自制心。


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忙しさに順応するとは

10月入って、配置転換があり突然トップギア。馴れない仕事に翻弄されつつ、以前からの仕事も手元に残ったまま。

 

数ヵ月前なら無理~と思うような業務量だが、二週間たったら感覚が麻痺と言うか順応してきた。

 

ワーカホリックではないので、この状況が楽しくなるわけは無いのだが、脊髄反射でバタバタしている自分と、冷静にツッコミをいれている自分に分離出来はじめたことに気付き、少し安心する。

 

ツッコミが居ないと感情的なままになったり、暴走したりするので、少しまともに業務を進めれるようになったわけだ。

 

さらにもう一人は基本仕事せずに遊ぶために手抜きを考える自分が動くとまぁまぁ効率的に動けるのだが。

 

しかし、ある意味三重系の処理であるため、リソースの消費は倍になり、ストレス性の空腹が常態化してます。

まじ体重はヤバくなりそう…

 

…てな事を冷静に書いているのはツッコミの方のワタシだったりします。


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ネタが無いので本の話 読書について ショーペンハウアー


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読書家への啓蒙?と言うと必ず出てくる、近代ドイツの哲学者ショーペンハウアーの小編。


光文社本は表題の「読書について」と「自分の頭で考える」「著述と文体について」の三編が掲載されています。

 

メジャーな古典なのでタヌキも一度は読んでますが、久々に。


マジメな論評は素晴らしいものが世の中には一杯有りますのでそちらを見ていただくとして。

 

タヌキの受け取りとしては、


・情報を鵜呑みにせず、頭を使え
・本の虫になると精神のしなやかさが奪われる
・頭を使って手に入れた真理や洞察は根をおろす。外界から習得しただけのそれは、貼り付いているものに過ぎない
・金やいいねの為に駄文を垂れ流すな
・古人の良作を読め。現代人が古人を論じたものはダメ
・情報はじっくり考えて血肉にせよ
・正しい言葉を使わないと正しく物事を伝えることは出来ない
・匿名の批評はクソ

 

かなり現代人にも耳の痛い話。
辛辣ながら軽やかに、考えない人々をバッサリ切り捨てるある意味凄まじい自己啓発本かもしれません。

 

タヌキは真っ先に切り捨てられました…

 

哲学書と思えばとても読みやすい。

短編ですので一度は読むべき。

自転車ネタだけど本の話 ロードバイクスキルアップトレーニング 福田昌宏


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ハムスタースピンの福田さんの本。

最近のペダリング迷走の中で、友人と話してた話題を元に色々情報を探してますが、体幹、股関節の考え方が近しいなと感じて読んでみる。(サイスポの動画はサクッとしすぎますが…)

 

ペダリングの理論とからだの使い方の説明をベースに、トレーニングを料理のレシピになぞらえ、ひとつひとつのドリルをこなして行くことでゴールに近付く丁寧な構成。


ひとつのドリルも、何故このトレーニングか。これをマスターすると体がどう操れるか、また次のドリルに行くとそれまでのドリルがどのように効いて来るかを説明。


正しく言語化されないとピンとこない鈍感な狸には入りやすい。

 

ロードバイクスキルアップレーニングなのに全くロードバイクに乗るドリル無いのも潔い。

 

しかし、ドリル二番目で引っ掛かってるワタシって何?

 

この話題はもうちょい進んだらまた書きます。

 

オススメかな!